2013年12月27日金曜日

1/19 山形大学「山形大学家庭医療セミナー」

行脚プロジェクトスタッフの菅家です。

先日の東北大学での催しに引き続き、今回は山形大学でのセミナーを紹介します!
こちらは1月19日(日)の開催です。
ぜひ、ご参加ください!

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山形大学2年の町田尚哉と申します。
私は今年の夏に静岡で開催された「日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療学夏季セミナー」というものにも参加してきました。そこでは全国の医療系の学生300人程が集まりワークショップや懇親会を学生主催で行なっていました。家庭医療に興味はあっても、詳しいところはわからないという私にとって、そのセミナーは感動の連続でした。

山形大学では家庭医療に関する講義も少ないことから家庭医療に触れる機会が少ないのが現状です。ですが、家庭医療に興味のある人は少なくないと思います。

そこで今回、山形大学生に家庭医療について知ってもらうために「日本プライマリ・ケア連合学会ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト」という学生向けに家庭医療・総合診療を中心とした出前講義を開催している団体と連携をとり、「山形大学家庭医療セミナー」を開催することとなりました。

当日は講師の先生方として、宮城県南三陸町 南三陸診療所より藤原靖士 先生と、東海中央病院 緩和ケア内科より木田盛夫先生にお越しいただき、ご講演をしてもらいます。
講演の内容は
・家庭医が提供する医療について(大病院ではなく、診療所や在宅での医療)
・家庭医や総合医の仕事のロールプレイング
となります。
難しそうに書いてありますが、家庭医療についての予備知識は必要ありません。

セミナーとは題しておりますが、勉強会や普通のセミナーは敷居が高い!という人でも気軽に参加できるようにしております。学年や学力は一切問いません。少しでも興味があれば(興味はなくても)是非顔を出してください。

-----記-----
「山形大学 家庭医療セミナー」
日時:1月19日(日) 13:00~(16:00頃終了予定)
場所:山形大学飯田キャンパス 第3講義室
内容:
「診療所のお仕事」
  宮城県南三陸町 南三陸診療所 藤原靖士 先生
「家庭医なってみたらホントはこんな医者だった!?」
  東海中央病院 緩和ケア内科 木田盛夫 先生(山形大学卒)

協力:日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
助成:本セミナーは、公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成を受けて開催します。
参加費:無料
準備するもの:特になし

参加申込:
事前に大体の参加人数、参加者の学年を把握したいので、参加希望者はメールを下さるとありがたいです。
nyuupon.m(アットマーク)gmail.com 宛に
「家庭医療セミナー参加希望」と題名に書いて
①学年(他大学の方は大学名)
②氏名
を書いて頂けますと助かります。

---以上---

では多くの方の参加をお待ちしております。


2013年12月23日月曜日

1/18 東北大学 総合診療医セミナー

プロジェクトスタッフの菅家です。

これまで、東北地方での当プロジェクト関連のイベントはなかなか開催できていなかったのですが、2014年1月、東北大学と山形大学で開催する運びとなりました!
(私は勝手に、"2014 東北2days" と呼んでいます)

まず今回は、1月18日(土)に東北大学で行われるセミナーをご紹介します!
この勉強会は、東北大学病院 総合地域医療教育支援部の多大なご協力を頂き、計画することができました。ありがとうございます!

近日中に、1月19日、山形大学でのセミナーについても紹介します。

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〜〜 東北大学 総合診療医セミナー 〜〜

「総合診療医」という言葉を耳にすることが多くなったと思います。
しかし、その実態に関しては、詳しく知らないのではないかと思います。

実際にどんなことをしているの?
どうしたらなれるの?
「総合診療医」の中でも「家庭医」、「病院総合医」など聞くけどその違いは何?

などなどの疑問を解消すべく、先輩の体験談や、今後の方向性や、宮城県内での取り組みを知っていただきたく、下記の企画を行うこととしました。

これから進路として考えている学生、初期研修医の皆様や、その他にも興味のある方はぜひお越し下さい。

また、懇親会も予定しております。ざっくばらんにいろいろと話を聞くことができるのではないかと思います。

皆様の参加をお待ちしています。

【日時】2014年1月18日土曜 13:00−17:00
【場所】東北大学病院 臨床講義棟 臨床中講堂
【主催】文部科学省「未来医療研究人材養成拠点形成事業」 東北大学 コンダクター型総合診療医養成プログラム
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト

【講師(敬称略)】

 川島実先生(気仙沼市立本吉病院)
 佐々木直英先生(登米市立上沼診療所)
 菅家智史先生(福島県立医科大学 地域・家庭医療学講座)
 齊藤稔哲先生(本吉病院)
 長純一先生(石巻市立病院開成仮診療所)
 小幡篤先生(みちのく総合診療医学センター)

【タイムスケジュール】

12:30〜13:00 受付
13:00〜13:10 開会の辞など
13:10〜13:55 ある総合診療医の歩み 先輩総合診療医の経験① 川島実先生
13:55〜14:40 ある総合診療医の歩み 先輩総合診療医の経験② 佐々木直英先生
15:00〜15:30 今後の総合診療医育成制度 菅家智史先生
15:30〜16:10 東北大学の総合診療医育成 石井正先生
16:10〜16:50 宮城県内の地域医療機関での育成プログラム紹介
       気仙沼市立本吉病院、石巻市立病院開成仮診療所、みちのく総合診療医学センター
16:50〜17:00 閉会の辞など
18:00頃〜   懇親会

【参加費】セミナー:無料、懇親会:3000円程度予定しています。
【定員】特に設けていません。会場の設営の関係もあり、事前登録をお願いいたします(締め切り1/10)。

【対象】医学部生、初期研修医
 低学年の方もぜひご参加ください!また、後期研修医、大学院生、看護師、コメディカル、指導医、また県外からのご参加も大歓迎です!

 みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

【申込み】参加ご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/1LaditRwXIvwVlylWRz9YsiYZg2sTCUDXFGriwlUF8P4/viewform

【お問い合わせ】
東北大学病院 総合地域医療教育支援部
TEL:022-717-7587
FAX:022-717-7508
Email: administ@soushin.hosp.tohoku.ac.jp

2013年11月30日土曜日

第5回 大学では教えてくれないウィメンズ・ヘルスWS

プロジェクトスタッフの中山です。
開催報告が“大変”遅れましたが、2013/11/30-12/1に行われました勉強会についてご報告します。
勉強会運営リーダーの熊本大学の香田将英君の報告です。
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【勉強会名】5 大学では教えてくれないウィメンズ・ヘルスWS
【日時】20131130()13:00
         1201()1300
【場所】九州大学病院キャンパス
【講師】
本山 哲也、菅長 麗依
(亀田ファミリークリニック館山)
中山 明子(大阪家庭医療センター)
【チューター】
木村 武司(安房地域医療センター 総合診療科・小児科)
上野(吉田)晃子(沖縄県立中部病院 産婦人科 後期研修医 チーフレジデント)
朝重 裕華(介護老人保健施設 サンブライト愛宕Ⅱ)
一ノ瀬 英史(麻生飯塚病院総合診療科/頴田病院)
松島和樹(飯塚・頴田家庭医療プログラム)
胡暁華(飯塚・頴田家庭医療プログラム)
金弘子(飯塚病院 総合診療科 家庭医プログラム)
森島亮(安房地域医療センター地域ホスピタリストプログラム後期研修医)
【参加人数】51
(医学生:36名,看護学生:6名,その他医療系学生:6名,医師3年目以降のオブザーバー:3名)
【共催】
80大学行脚プロジェクト
九州大学医学部熱帯医学研究会
【後援】
日本家族計画協会
WS内容】
11/301日目>
①思春期
11『月経』
最初のコマは「月経」について。正しい月経とは何か,どうすれば医療機関にかからなければいけないのか,わかりやすくレクチャーをしてくださいました。
実際にナプキンを使ってどれだけ吸えるのかの実験では,ナプキン交換のタイミングはだいたい何mlくらいなのか,みんな興味津津に実験を見ながら,(男性はもちろん)普段あまり意識することのない月経量の目安について認識することができ,理解が深まりました。
ナプキンの吸収力の実験
その後の,2人一組で月経歴を聞くというロールプレイでは,似たような言葉でも,ニュアンスの違いで患者さんに与える印象が異なることもあり,スムーズに月経歴をとる難しさを実感しました。
また「初経は,本人よりも,お母さんが洗濯物で気づくことも多いんだよ〜。」と,先生方の臨床の現場での気づきも,大変勉強になりました。

12STD
性感染症,主にクラミジアとHIVPIDについて焦点を当ててレクチャーをしていただきました。
STDSTI 診療の原則は,「他のSTDを探す」「患者教育・予防」「パートナーの治療」…その前に何より「STDを疑える+適切に問診」できる事が大切ですが,ロールプレイでは,医師としてsexual historyを取る難しさと,患者として聞かれる恥ずかしさを体感し,デリカシーをもって対応する重要性について体感することができました。
また,「カンジダは誰にでも起こる!STDではない。言葉遣いや説明に気をつけて,治る病気で,原因をきちんと説明してあげましょう。」といった先生の言葉が印象的でした。

13「若年妊娠と避妊」
・若年妊娠と中絶の現状
・避妊法(コンドーム・ピル・IUD) 
10代の性行動と若年妊娠の現状についてレクチャーがあり,グループでディスカッションを行いました。コンドームネゴシエーション(全員が女子の気持ちになって,彼から「コンドームを付けたくない」と言われた時の答え方を考える)では,どのような答え方がよいのか皆で悩み,交渉の難しさを感じました。
そのあと,様々な避妊法,緊急避妊法についてレクチャーがありました。最終ロールプレイでは,緊急避妊法を求めてきた患者への対応する練習をしました。レクチャーにあった「医療機関にきた時が性行動を考えさせるchance」を意識して,とても難しいシチュエーションでしたが,緊急避妊法についての話から,いかに普段の避妊法のアドバイスまで行うか,試行錯誤しました。

②更年期とヘルスメンテナンス
21 更年期・うつ病
更年期の定義と,更年期障害についてレクチャーをしていただきました。「更年期は生活の転換期としてとらえてもらう」という言葉が印象的で,女性は上手に更年期という変化と付き合っていくことが大事であり,また医療者側としては,原因不定愁訴=更年期症状と決めつけず,基本的な病歴,身体所見から鑑別を進める態度も必要であると感じました。

22「予防を知る」
女性の癌(子宮頸がん,子宮体がん,乳がん)・スクリーニングHPVワクチン
ヘルスメンテナンスの4原則(スクリーニング/予防接種/予防的薬剤治療/カウンセリング)を元に,スクリーニングや予防接種を中心にレクチャーしていただきました。また,参加者自身のパソコンやスマートフォンから,アプリ「ePSS」を使用し,米国で用いられる「USPSTF」で推奨される予防医療を,色々な対象年齢を考えながら検索して,検索ツールの有用性を実感しました。

1日目のまとめ,各種勉強会宣伝
盛りだくさんの内容を簡単に復習し,頭の整理になりました。

12/012日目>
④性成熟期「妊娠・子育てのサポート」
・出産前のケア
・妊娠中のケア
・出産後のケア
出産に関わる3つの段階について,「今やるべきこと」「今後のために伝えるべきこと」「家族を含めて介入すべきこと」という3つの視点から,前日の基礎知識も使いながら,患者さんに行えることについてグループディスカッションを行った上で,レクチャーをしていただきました。産婦人科医でなくても,気を付けられることの多さに皆驚いていました。
特に「風疹接種歴の聴取・ワクチン接種のタイミング」,「(産後でなく)出産前の早い時期に母乳栄養にすると決めたほうが,母乳育児の成功率が高い。」,「DVは妊娠中に増える。(旦那の浮気に注意)」といったような内容は大きな発見でした。

⑦知識整理ゲーム Jeopardy(ジェパディ)!
2日間の知識の復習を,グループ対抗のクイズで行いました。選択する問題によって,ポイントと難易度は様々。皆の2日間の疲れはどこに行ったかというような勢いで,回答件を得るためのコーヒーの缶は,取り合いにより,早々に凹んでしまいます。難しい問題も,皆2日間の知識を総動員して次々と答え,しっかりと学んだことが身になっていてすごいと感じました。最後のチーム戦では,答えに皆,衝撃(習ったはずなのに…ネタバレ防止のためここでは割愛)。おかげで一番頭に残りました。

2日間のまとめ
全てのレクチャーで「一目で分かる◯◯」というA4A3の見開きプリントがあり,WSが終わった後もウィメンズヘルスの流れがいつでも復習できる素晴らしい資料を用意していただきました。
学年や学部,将来の志望も様々な参加者でしたが,皆がウィメンズヘルスについて考え,今後に活かしていけるきっかけとなった素晴らしい勉強会でした。
5回は,前回(第4回)に引き続き,申し込み開始2日間で定員に達してしまいました。第6回も盛会間違いなし!
惜しくも今回参加できなかった方は,ぜひ次回の機会にご参加ください!
多くの学生・研修医がウィメンズヘルスについて考える機会に恵まれることを,願っています。






2013年11月25日月曜日

12/14 群馬大学 ぐんまで学ぶ!第1回家庭医療ワークショップ 〜地域をジェネラルに診よう〜

プロジェクトスタッフの中山です。

直前のお知らせになりましたが、12月14日、群馬大学にて、当プロジェクト共催でのワークショップが企画されますのでご紹介します!

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2013年12月14日(土)
『ぐんまで学ぶ!第1回家庭医療ワークショップ 〜地域をジェネラルに診よう〜』


「家庭医療って何だろう?」
「興味はあるけど良く分からないなぁ」
「もっと知りたい!」
「仲間が欲しい!」
「みんなで語りたい!」
そんな方にぴったりな家庭医療ワークショップを企画しました。
群馬県内外でご活躍されている先生方をお招きし、家庭医療の実際を体験できる機会をご用意しています!
普段の講義では学べない家庭医療を一緒に体感してみませんか?

*************** 以下詳細 ********************
【日時】2013年12月14日(土) 12:30〜18:30
【場所】群馬大学医学部保健学科中央棟2階3番教室
【共催】群馬大学医学部附属病院 総合診療部
【講師(敬称略)】
群馬家庭医療センター(G-CHAN)
 高柳亮(前橋協立診療所)
 平洋(通町診療所)
 関根有沙(前橋協立診療所)
 高田晋(高崎中央病院)
 比嘉研(前橋協立病院)
 石井大輔(高崎中央病院)
 西出麻美(前橋協立病院)
鈴木諭(茨城県厚生連総合病院水戸協同病院 総合診療科)
新井大宏(徳洲会地域家庭医療総合センター 家庭医療科)
【タイムスケジュール】
12:00〜12:30 受付
12:30〜13:00 開会の辞・ice breaking
13:00〜15:00 ワーク①「もしも群馬で運転ができなかったら…」ワールドカフェ
15:10〜16:40 ワーク②「病院・診療所・在宅!家庭医療の持つ多様性」
16:50〜18:00  ワーク③「家庭医療の醍醐味!生物・心理・社会モデル」
18:00〜18:30 まとめ・閉会の辞・記念撮影
19:00〜21:00 クリスマスパーティ♪(懇親会)
【参加費】無料
☆クリスマスパーティへご参加の学生は参加費として1000円程度をいただく予定です☆
【定員】30名
【対象】医療系学部生および医療従事者
 学科や学年は問いません。低学年の方もぜひご参加ください!
 県外からのご参加も大歓迎です!
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
*********************************************
【申込み】
参加ご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みください。
→http://goo.gl/1qyLZp
【お問い合わせ】
 ◎Facebookページ→http://goo.gl/MS8D5Q
 ◎メール:gunmedgat@yahoo.co.jp(担当:飯塚)
【主催】群馬大学医学部医学科 学生有志(代表:群馬大学医学科6年 坂井雄貴)
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト

2013年10月30日水曜日

11/3 京都府立医科大学 医療をつくろう

プロジェクトスタッフの菅家です。

直前のお知らせになりましたが、11月3日、京都府立医科大学の学園祭にて、当プロジェクト共催での講演会・ワークショップが企画されますのでご紹介します!

===
京都府立医科大学 トリアス祭 講演会

「医療をつくろう」
”対話“で作る地域医療  〜医療者、行政、住民 互いを知って理想の医療〜

「地域医療」という言葉、聞いたことがありますか?「地域医療=田舎の医療だ」、「自分たちには関係ない」と思っていませんか?

地域医療は、そこに地域が、住民が存在する限り、どこにでもある医療のことです。近年の医療訴訟や医療問題は、医療者、患者、住民が、医療の本質である“対話”を忘れてしまっているから・・・。

医療関係者の皆さん、患者さん、住民さんの言葉に耳を傾けていますか?住民の皆さんは、医療者の本当の思い、知っていますか?


1つの地域の問題を解決するには、医療者や行政担当者、住民の総力戦が必要です。いろんな立場が集まって、医療の楽しさ、問題、解決について考えてみましょう!

日時 2013年11月3日(日)
   開場 12時30分 
   第一部 講演会 13時〜14時
   第二部 ワークショップ 14時10分〜15時30分

講師 福井大学/高浜町和田診療所 井階 友貴 先生
共催 日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト

場所 京都府立医科大学 図書館ホール(入場無料)

詳細 トリアス祭 http://www.f.kpu-m.ac.jp/g/trias/
   Facebook ページ https://www.facebook.com/events/1450323885193653/

2013年10月23日水曜日

開催報告 滋賀医科大学 放課後家庭医療レクチャー

プロジェクトスタッフの菅家です。
今回は、滋賀医科大学で行われたレクチャーの報告をいただきましたので、ご紹介します!

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大津ファミリークリニック(洛和会音羽病院/大津ファミリークリニック家庭医療後期研修プログラム)の森下真理子です。7月2日に滋賀医科大学放課後レクチャーを開催しました。

【日時】7月2日(火)19:30~21:00
【場所】滋賀医科大学
【講師】 森 洋平(滋賀家庭医療学センター:弓削メディカルクリニック)
     森下真理子(大津ファミリークリニック)
【参加者】医学生10名(5回生2名、4回生3名、3回生1名、2回生1名、1回生2名、
看護学生(米国)1名)

【概要】今年の8月の家庭医療夏期セミナーで行った「ライフスキルで人生を変える~ある家庭医の10年史(※)」というセッションのパイロット版を滋賀医大放課後レクチャーで行いました。終了後、参加者の中で有志の方々に残っていただき、セッションをよりわかりやすく、おもしろくするためにどうしたら良いと思うか、参加者目線のフィードバックをもらうためのグループインタビューを行う、という今までにない新しい試みに挑戦しました。セッションに参加してくれた皆さん、遅い時間まで残ってグループインタビューで色々な意見を出してくれた有志の皆さん、本当にありがとうございました!

※セッション概要:ライフスキルとは世界保健機関(WHO)が日常で遭遇する様々な問題や欲求に対して、より建設的かつより効果的に対処するために必要不可欠な能力と定義づけた10の技術のことです。このセッションは、初期・後期研修の同期である講師陣の「家庭医人生」を追体験してもらいながら、その中で起こるライフイベントを通してライフスキルを学んでもらいます。これから医師になるあなた!もうなっちゃったあなた!そんなあなたのこれからの人生の期待と不安に応えるためにこのセッションを準備しました。ここがあなたの人生のターニングポイントになるかもしれない。
※※本セッションは海外・国内で行われている小中学生及び成人に対するライフスキル教育を参考にしつつ、夏期セミナー・滋賀医大放課後レクチャーに参加する医学生を対象に作成したものです。

【内容】
①ライフスキルの概要「ライフスキルとは?」
WHOが提唱している「日常で遭遇する様々な問題や欲求に対してより建設的でかつ
より効果的に対処するために必要不可欠な10の技術」について概略を紹介し、ライフ
スキルが予防すると考えられている健康問題(薬物・若年妊娠・HIV等)や、既に教育
として導入されている国についても紹介しました。

②自信の形成(セルフえスティーム)についての個人ワーク
 「自信」とは何なのか、どんなときに役に立つのか、についてのレクチャー後、
「自信」は一体どんな要素から成り立っているのか、ケースをもとに考えてみるという
個人ワークを行いました。

③「谷底から頂上へ」(Negative思考からPositive思考への変換方法について知る)
 グループワーク
 ケースを通じて、感情と考え方を分ける方法、Negativeな考え方がPositiveな考え方に
変わった時に起こる行動や感情の変化について、グループ討論で話し合ってみました。最後は、グループ毎に話し合いの結果を発表してもらいました。

終了後のグループインタビューでは、講義やワークで分かりにくかったところ、分かりやすかったところ、自分に果たして役にたつのか、それとも役にたたないのか、どうやったらもっと面白く提供できるか、自分がセッションをするならどんな風にやってみようと思うか、等様々な意見が出ました。参加者の中でも今回紹介したライフスキルをどう捉えるか、について議論が生まれ、大変興味深いものになりました。

 講義担当者にとって大変実になるインタビューでした。このセッションとインタビューの結果を受けて、夏期セミナーのセッション「ライフスキルで人生を変える~ある家庭医の10年史」は出来上がっています。


2013年10月21日月曜日

11/16 広島大学 第1回中国地方プライマリ・ケア交流会

プロジェクトスタッフの菅家です。
今回は、中国地方でつながりを創りたい! というセミナーのご紹介です!

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タイトル 第一回 中国地方プライマリ・ケア交流会
日時 2013年11月16日(土)12時〜20時
場所 広島大学 霞キャンパス

※下記URLを中心に、セッション詳細を随時アップしていこうと考えています。ご参照下さい。
http://blog.livedoor.jp/primarycare_student/archives/33989174.html
※中国地方以外の方も、興味のある方の参加を受け付けております。お誘い合わせの上、お気軽にお申込み下さい!


【企画紹介】
横にひろーい中国地方。
なかなか、繋がるのって、難しい。
プライマリ・ケア、地域医療、家庭医、総合医…
そういったテーマに興味のある、中国地方の学生が交流出来る場を作ろう!という事で始まった今回の企画!!
中国地方で活躍されている豪華講師陣をお招きして、広島で開催されることになりました!
低学年から高学年まで、看護、検査、薬学といったコメディカルの学生も、ぜひぜひご参加下さい!!
夏期セミナー、興味はあったけれど静岡までは…というそこのアナタ!ぜひ、今回は参加して見て下さい!!
沢山の方の参加をお待ちしております!

【日程(予定)】
   ~12:00 受付終了
12:00~12:20 開会式
12:20~13:20 全体講演
13:20~13:40 アイスブレーキング
13:40~14:40 各大学の活動紹介
14:40~15:00 休憩
15:00~16:20 セッション①
16:20~16:40 休憩
16:40~18:00 セッション②
18:00~18:20 休憩
18:20~19:50 Meet the Expert
~20:10 閉会の挨拶

【申し込み方法・期限】
下記URLより、10月31日(木)までに申し込み下さい。
PC:http://ws.formzu.net/fgen/S98973640/
携帯:http://ws.formzu.net/mfgen/S98973640/

【定員】
50名

【参加費】
500円
(懇親会参加者は別途3000円を予定)

【セッション詳細】
※詳細は決定次第、徐々に更新します!()は講師(敬称略)
タイトルは仮ですので、変更の場合もございます。また、人数の関係上、ご希望のセッションとならない場合もございます。
予めご了承下さい。

・全体講演
(広島大学総合診療科 広大卒 横林賢一)

・セッション①(どちらか選択)
a.家族志向のケア
(湯合ファミリークリニック 鳥取大卒 中山元)
b.多職種連携WS
(岡山家庭医療センター 岡大卒 石井絵里)

・セッション②
a.とことんロールプレイ!~身体で覚える行動変容・入門編~
(弓削メディカルクリニック 川崎医大卒 森洋平)
b.地域を診るということ
(広島大学総合診療科 広大卒 松田聡介)

・Meet the Expertとは
その道のExpertである先生方と、お食事を食べながら、語り合おう!というのが企画の趣旨です!!
当日は、ピザなどの軽食を用意させて頂き、食べながら先生方や参加者の方と語り合えるような場を提供させて頂こうと考えています。

【お問い合わせ】
山口大学医学科4年
木安貴大
taka26yasu(あっとまーく)gmail.com

【共催】
日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト

2013年10月17日木曜日

11/30-12/1 九州大学 第5回大学では教えてくれないウィメンズヘルスWS

プロジェクトスタッフの中山です。
第5回大学では教えてくれないウィメンズヘルスWSが九州大学で開かれます。
もう参加者募集は締め切ってしまいました。こちらでの告知がおくれて申し訳ありません。

ただし見学者は受け付けております。(対象:学生・初期研修医以外の方)

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『第5回大学では教えてくれないウィメンズヘルスWS』
11月30日(土)12月1日(日)に九州大学で行います。

岡山大学,大阪市立大学,東京女子医科大学,名古屋で開催された話題の勉強会。
第5弾は初の九州での開催です!
開催後の参加者の満足度は,毎回ほぼ100点満点近くをたたき出しています。

このWSへの申し込みは【10月13日10時より】先着順にて開始します。
前回は2日間で募集定員が埋まってしまいました。
興味がある方は,ぜひお早めにお申し込みください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【11/30(土),12/1(日)】九州大学
第5回大学では教えてくれないウィメンズヘルスWS
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「女性の健康」って考えたことありますか?
将来医療者として働く上で,「女性の健康」を扱うことは避けて通れません。
「興味はあるけど,どう勉強していいのかわからない」という人,
ぜひこのワークショップに参加してください。
男子も女子も大歓迎です。
今一度,現場に出る前にしっかりと学んでみませんか?

このWSは,家庭医の先生方が家庭医としての視点から,「学生の時にこんなことを学んでいたかった!」 という内容をふんだんに盛り込んでいます。
どの分野に進むにしてもきっとためになる内容です。
皆様の参加をお待ちしております。

※また,若干名見学も受け付けております。(8名まで,参加費要<資料代>)
学生・初期研修医以外の方で見学希望の方も登録フォームより登録をお願いいたします。(過去にはベテラン医師,リハビリのセラピスト,出版社,製薬会社の方などがいらっしゃいます。)

【日時】 2013年11月30日(土)12:00 - 12月1日(日)13:00(予定)
【場所】 九州大学病院キャンパス(馬出)(最寄駅:吉塚駅,博多駅より1駅)
【会費】 1500円
【定員】 48名(定員に達した以降の申し込みは,キャンセル待ちとしてご連絡させていただきます)
【対象】 このWSに興味のある学生誰でも(性別・学部・学年不問)
     初期研修2年目まで参加可能です
     ※医師3年目以降の方,上記対象外の方は見学のみ受け付けております。(8名まで,参加費要<資料代>)
【懇親会】11月30日(土)19:45 - (予定)
     3500円程度(詳細は追って連絡します)
【申し込み】
※両日可能であることが条件です。見学者も登録フォームからお願いします。(見学希望の旨をコメント欄にお書きください)

申し込みフォーム:
https://pro.form-mailer.jp/fms/ed5c330449210

【スケジュール・内容】 
<講師>
本山哲也,菅長麗依(亀田ファミリークリニック館山)
中山明子(大阪家庭医療センター・西淀病院)
<チューター>
木村 武司(安房地域医療センター 総合診療科・小児科)
上野(吉田)晃子(沖縄県立中部病院 産婦人科 後期研修医 チーフレジデント)
朝重 裕華(介護老人保健施設 サンブライト愛宕Ⅱ)
一ノ瀬 英史(麻生飯塚病院総合診療科/頴田病院)
松島和樹(飯塚・頴田家庭医療プログラム)
胡暁華(飯塚・頴田家庭医療プログラム)
金弘子(飯塚病院 総合診療科 家庭医プログラム)
森島亮(安房地域医療センター地域ホスピタリストプログラム後期研修医)

<当日内容>
1日目
12:00 - 12:30 受付
13:00 - 13:20 イントロ
13:20 - 14:20 思春期① 「月経」
14:30 - 15:45 思春期② 「STD」 
15:55 - 17:25 思春期③「若年妊娠と避妊」
       ・若年妊娠と中絶の現状
       ・避妊法(コンドーム・ピル・IUD) 
17:35 - 18:25 更年期+ヘルスメンテナンス
18:35 - 18:45 まとめ
19:45 -      懇親会

2日目 
09:00 -     おさらい+アイスブレイク
09:15 - 11:15 産前産後
11:30 - 12:30 ジェパディ
12:40 - 13:00 まとめ

【過去の様子はこちら!】
第1回:http://80angya.blogspot.jp/2011/12/ws.html
第2回:http://80angya.blogspot.jp/2012/06/62-3ws.html
第3回:http://80angya.blogspot.jp/2012/12/128-9ws.html
第4回:http://80angya.blogspot.jp/2013/05/4-wsin.html

【共催】九州大学医学部熱帯医学研究会,80大学行脚プロジェクト
ーーーーー詳細ここまでーーーーー

ご質問などあれば,
womenshealth.20131130@gmail.com
までご連絡ください。
多くの方のご参加をお待ちしております。