2011年12月27日火曜日

1/18, 2/3 福井大学医学部での講義

プロジェクトスタッフの菅家です。
このプロジェクトでは、より多くの学生・初期研修医の皆さんに
ちょっと年上のジェネラリストたちがどのように働いているのかを知ってもらい、
ロールモデルとなれるような活動を進めています。


勉強会やワークショップの開催が主ですが、
同じ目的として「大学カリキュラム内での講義」も目的は同じだと考えています。


当プロジェクトで北陸地方を担当している井階先生より、
来年1月と2月に、福井大学医学部で講義をする、という情報をいただきました。


====


年明けに福井大学で講義枠をあてがわれましたので、
このプロジェクトとして講義させていただこうと考えております。

平成24年1月18日(水)16:30~18:00 1学年対象 医学概論―地域医療学概論
平成24年2月3日(金)10:30~12:00 2学年対象 地域医療学各論―地域医療システム学


一応対象学年以外にも参加していただけることを考えております。
よろしくお願いいたします!


====


より多くの学生・初期研修の皆さんに私たちのことを知ってもらえるよう、
今後も活動していきますので、どうぞよろしくお願いします!

2011年12月24日土曜日

開催報告 11月29日滋賀医科大学 家庭医療レクチャー

プロジェクトスタッフのかんけです。
滋賀医科大学で継続して行われている家庭医療レクチャーですが、
弓削メディカルクリニックの森先生から第6回目の報告を、
送っていただきましたので紹介します!!

===

弓削メディカルクリニック/滋賀家庭医療学センターの森洋平です。
去る11月29日に滋賀医大にて第6回家庭医療レクチャーを開催しました。

第6回になる今回は、Was not Roma built in a day?~継続性について考える~」というタイトルで『家庭医療における継続性』をテーマに行いました。
John W.Saultz先生の提唱した家庭医療の専門性「ACCCC」の一つに「C:Continuity」があるように、家庭医において継続性はウリにすべき大事な要素だと思いますが、今回はあえて参加者の方々に「本当に継続性は重要なの?」と、老舗のラーメン屋のラーメンは必ず美味しいのか?という切り口で問い掛けてスタートしました。

今回のクライマックスは、滋賀家庭医療学センター長・雨森正記の23年間の竜王町との関わりで起こったSignificant Eventを参加者と共有した後に行ったディスカッションでした。
創造性豊かな解決策や現場で働く我々も悩むような疑問が出たりと、講師の我々にも多くの気づきを与えてくれる素敵な時間となりました。
参加してくれた皆さんが、家庭医療の専門性の一つである「継続性」とは、どういうことなのかを考え、今後の地域医療研修に新たな視点を持って臨んでもらえれば幸いです。


次回開催は1月31日(火)19:30~21:00で予定しています。
リピーターも多く新たな参加者もいて、講師陣の高いモチベーションは2012年も続きます。
参加資格は問いません。お近くの方は是非ともお立ち寄りください。



第6回SUMS家庭医療レクチャー教育計画書概略
日時:20111129日 19302100
場所:滋賀医科大学 講義棟
講師:雨森正記、森洋平(以上、滋賀家庭医療学センター)、中村琢弥(京都家庭医療学センター) ※中村は事前準備のみ
学習者:滋賀医科大学2~5回生、滋賀医科大学2年目研修医、近江八幡医療センター2年目研修医

●一般目標
家庭医療の専門性である継続性について考える
●個別目標
態度:家庭医が個人/地域と継続的に関わることの意味を考える
タイムスケジュール
19:30~19:35 イントロダクション(森)
19:35~19:45 これまでの経歴と実際に遭遇したSignificant Event紹介(雨森)
19:45~20:00 グループワーク(森、雨森)
20:00~20:10 全体発表(森)
20:10~20:20 実際にどうしたかと質疑応答(森、雨森)
20:20~20:30 これまでに遭遇したSignificant Event紹介その2(雨森)
20:30~20:40 グループワーク(森、雨森)
20:40~20:50 全体発表(森)
20:50~21:00 実際にどうしたかと雨森先生から継続性に関するまとめ
21:00~      質疑応答とアンケート記入して各自解散

2011年12月22日木曜日

1/15 順天堂大学「家庭医マインドに触れよう」


プロジェクトスタッフの菅家です。

秋の勉強会ラッシュは一旦下火になりましたが、
年明け早々から、また新たな勉強会が計画されています!

今回は順天堂大学での勉強会です!
順天堂大学の学生の皆様、近くの学生の皆様もぜひご参加ください!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「80大学行脚プロジェクト 順天堂大学勉強会」
『家庭医マインドに触れよう』

日時:2012年1月15日(日) 14:00〜18:45(19:00〜懇親会)
場所:順天堂大学 本郷キャンパス 10号館105教室

対象:医療系学部生(学年不問)、研修医も可

講師:
新井大宏先生(静岡家庭医養成プログラム チーフレジデント)
飯田智子先生(静岡家庭医養成プログラム レジデント)
杉谷真季先生(東京医療センター 総合内科レジデント)
内山直樹先生(東京医療センター 総合内科レジデント)
宇井睦人先生(都立多摩総合医療センター 救急・総合診療プログラム)
※特別ゲスト:松村真司先生(松村医院 院長)
***********************************************************************

・家庭医・総合医って何?
・地域医療やプライマケアに関心がある
・海外留学してみたい
・何か勉強会に参加してみたかった
これらのどれか1つでも当てはまる方、皆さん対象です☆
今回は、家庭医療中心の勉強会となります!

お友達を誘って気軽にご参加ください♪

【タイムスケジュール】
14:00-14:10 講師挨拶
14:10-14:30 学生による「アイスブレーキング」
14:30-15:30 新井先生「家庭医療とは(ワークショップ)」
休憩10分
15:40-16:10 飯田先生「家庭医研修の内容」
16:10-16:40 松村先生からの特別レクチャー 
16:40-17:20 杉谷先生&内山先生「病院総合医について(ワークショップ)」
休憩10分
17:30-18:10 宇井先生「離島医療の魅力(ワークショップ)」
18:10-18:20 新井先生「USMLE・海外留学関連団体の紹介など」 
18:20-18:30 日下君「学生・研修医部会の活動紹介」
18:30-18:45 アンケート・記念撮影・片づけ
移動15分
19時頃- 懇親会(御茶ノ水駅周辺)21:00終了予定
      *講師の方もほぼ参加して頂けます。

会場:順天堂大学 本郷キャンパス 10号館105教室
http://www.juntendo.ac.jp/med/accsess.html
http://www.juntendo.ac.jp/info/access/index.html
JR・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」下車徒歩7分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」下車徒歩9分
*行き方が分からない方
集合:13:40 JR御茶ノ水駅御茶ノ水橋口 Newdays横

参加費:100円(予定)(お菓子などを準備します。飲み物は持参して下さい。)
(懇親会別途:2000〜3000円程度)
募集締め切り:1月6日(金)
参加申し込み:参加希望者は下記の要領で、e-mailにてお申し込み下さい。
*参加申込宛先:junten.med.study@gmail.com

件名「1/15順天堂大学勉強会」
本文
・名前:
・ふりがな:
・大学:
・学部:
・学年:
・勉強会 出席・欠席
・懇親会 出席・欠席


*勉強会のみの参加も受け付けておりますので、気軽にお申込みください♪

何かご不明な点がございましたら、
junten.med.study@gmail.com
までお願いいたします。

2011年12月20日火曜日

開催報告 横浜市立大学「家庭医療ってどういう医療?」

プロジェクトスタッフの菅家です。
この秋〜冬に行われている勉強会の告知・報告ラッシュが続いています!
ブログ担当としては嬉しい悲鳴です〜


今回は、11月23日に行われた横浜市立大学での勉強会について、
都立多摩総合医療センターの宇井先生から報告をいただきました!


===


いつも大変お世話になっております。
都立多摩総合医療センター・若手医師部会の宇井です。
大変遅くなりましたが、11月23日に横浜市大で行った勉強会のご報告をさせて頂きます

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<勉強会名>
横浜市立大学勉強会「家庭医療ってどういう医療? ~家庭医の日常からキャリア形成まで~」

<日時> 2011年11月23日(祝)15時~18時45分

<場所>
横浜市立大学附属病院 10階 修士講義室

<代表・連絡先>
横浜市立大学医学部医学科4年
黒岩 冴己 (くろいわ さえき)

<講師>
川崎市立多摩病院 総合診療科 櫛笥永晴先生
松原アーバンクリニックなど  大石愛先生
生協浮間診療所 清田実穂先生
北海道家庭医療学センター 佐藤弘太郎先生
北海道家庭医療学センター 安藤高志先生
静岡家庭医養成プログラム 新井大宏先生
都立多摩総合医療センター 宇井睦人先生

特別ゲスト:
松村医院 松村真司先生

飛び入りゲスト:
静岡家庭医養成プログラムディレクター 佐野潔先生
静岡家庭医養成プログラム 津山梓先生
静岡家庭医養成プログラム 平野ゆきな先生


<参加人数(学部別)>学生 医学科 25名

<自由記載>
☆学生によるアイスブレーキング

学生独自の4つのゲームを組み合わせたアイスブレーキング。
話が弾むにつれて会場の空気がだんだん和やかになって来ました。


☆家庭医とは?(新井先生):レクチャー、グループディスカッション

米国・日本における家庭医療の歴史や、日本の近代医学の歴史、
図を用いた、家庭医の守備範囲など家庭医療のエッセンス的なお話と
症例に基づいたグループワーク。皆熱心に思考をめぐらし、話し合っていました。


☆市大卒業生によるキャリアパス例(佐藤先生・大石先生・櫛笥先生・清田先生・安藤先生)

母校ご出身の5名の家庭医の先生方から、家庭医の授業・卒前教育が乏しい中で
学生時代に何を感じ、卒後どのような道を歩き、今後の展望についてお話頂きました。
一口に家庭医と行っても多様な生き様があることを実感できるシリーズとなりました。


☆USMLE・海外留学について(新井先生)

海外留学経験のある新井先生から、米国臨床留学のシステム、
留学するために役に立つ情報の紹介がありました。
米国だけでなく欧州日本人医師会についても紹介があり、
ジェネラリストのGlobalな未来を感じることができました。


☆特別講演(松村先生より)

世田谷区で家庭医療を楽しみつつ実践されている松村先生から、
クリニックのお仕事や印象に残った患者さんについてのお話など、
笑が絶えない楽しく現実的なメッセージを頂きました。
最後に佐野先生からも「家庭医は楽しい!」というお言葉を頂くことができました。


☆学生同士のディスカッション(まとめ)

講師も多様ならば、学生さんの考えもまた多様。
「家庭医を一言で表す」というチャレンジングな時間でした。
「愛」「円」などど一文字で表して説明してくれた学生さんもおり、
講師としても改めて考えさせられるセッションでした。
最後に、講師全員が自分の考える家庭医を話して幕を閉じました。


☆プライマリケア連合学会学生・研修医部会 関東支部会紹介(埼玉医大 日下君)
学生・研修医部会代表の日下君から活動紹介がありました。
Macの映像がイメージ通りに動かず不完全燃焼だったようですが
未来の良い医療を皆で創り上げてゆこうという、情熱的なプレゼンテーションでした!


反省:今回は講師の先生方は大変充実しておりましたが、タイムマネジメントが大変でした。
少し開始時刻が遅かったこともあり、この経験を次回以降に生かしてゆきたいと思います。

2011年12月8日木曜日

開催報告 信州大学「家庭医療ってどんな医療?」

プロジェクトスタッフの菅家です。
全国各地で勉強会の動きがあり、とても嬉しい気持ちです。
(ブログの更新が追いつかなくて大変、というのはうれしい悲鳴です)

さて、今回は信州大学で行われた勉強会の報告です。
私も講師として声をかけていただき、参加してきました。
とても充実した時間を過ごすことが出来ました!

今回ありがたかったのは、信州大学地域医療推進学講座の中澤先生が、
全面的に勉強会をバックアップしてくださったことでした。
大学にいらっしゃる先生方と一緒に創り上げた勉強会、ということで
私自身、とても意味ある勉強会になったと感じています。
この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
<勉強会名>
第3回 信州大学地域医療推進学講座勉強会「家庭医療ってどんな医療?」
<日時> 2011年11月26日(土)13時~18時
<場所> 信州大学 松本キャンパス 医学部第一臨床講義室
<代表・連絡先>
信州大学医学部医学科5年 小浪佑太
信州大学医学部地域医療推進学講座 准教授 中澤勇一
<講師>
新井 大宏(静岡家庭医養成プログラム)
飯田 智子(静岡家庭医養成プログラム)
吉本 尚(三重大学医学部附属病院 総合診療科)
菅家 智史(福島県立医科大学医学部 地域・家庭医療学講座)
<参加人数(学部別)>

学生 医学科 27名
   保健学科 3名
研修医 初期 6名
    後期 2名
<自由記載>


<アイスブレーキング(吉本先生)>

アイスブレーキング、何をするかと思えば早速集合写真撮影!
みんなちょっと硬い表情で前に集まって記念撮影ですが、そこからが本番。
各自にグループ表が配られ「同じグループの人を探してください」という指令です。
初めて会った中でも、お互いの顔を名前を見合わせつつ、グループ作りをし、
会場の空気がだんだん暖まって来ました。

<家庭医の診療を見てみよう(吉本先生・菅家先生):講義、グループワーク、ロールプレイ>

グループを作り、自己紹介をしたあと、120分のワークショップに入りました。
家庭医が外来でどんなことをしているのか、疑似体験をするワークショップです。

50歳の女性が「昨日からみぞおちが痛い」と家庭医のクリニックにやって来ました。
そこから、どうやって診断を詰めていき、かつその人の背景に隠れていること、
その人の思いに迫っていくのかを、ロールプレイを交えながら進めて行きました。

参加者の皆さんがロールプレイを熱心に行なっている様子、
話し合いながら楽しそうに盛り上がっている様子をみて、
講師も楽しんでやらせてもらいました。

<家庭医療とは(新井先生):グループディスカッション、発表>

ワークショップでイメージをふくらませた所で、新井先生から
家庭医療とは?というセッションです。
米国における家庭医療の歴史や、日本の近代医学の歴史、
そして日本での家庭医療の歴史と現状が説明されました。
図を用いた、臓器別専門医と家庭医の守備範囲の比較や、
家庭医は患者の背景を常に考えて診療をしていること、
そして予防指導を継続していくこと、の3点を、
事例を交えながら紹介していただきました。




<家庭医研修の内容(飯田先生)>

では、実際に家庭医になろうと研修するとしたら、どうなるだろう?
という内容を、実際に後期研修プログラムに入っている飯田先生から
プレゼンテーションしていただきました。
家庭医療研修の特徴として、病院で内科・小児科をはじめとした
複数の科をローテートし、家庭医に必要な知識と技術を研修すること、
他科の研修中にも週に半日~1日程度の家庭医としての継続外来を行う
外来研修を十分に積むことが紹介されました。

<USMLE・海外留学について(新井先生)>

最後に、海外留学の経験のある新井先生から、
米国臨床留学のシステムについてや、留学するために
役に立つ情報、財団などの紹介がありました。
すぐにはできないが、努力によって必ず成長する。
動機と継続性が大事。という熱いメッセージをいただきました。



5時間があっという間のワークショップでした。
その後、参加者有志で懇親会となりましたが、
こちらも負けず?(いや本番以上に)盛り上がりました。

今後も機会を作って、一緒に勉強していきたいね、という
熱い思いを交換しつつ、夜は更けていくのでした。





::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

2011年12月7日水曜日

「学校では教えてくれないウィメンズヘルスWS」のご報告

亀田ファミリークリニック館山の家庭医シニアの中山明子と申します.
12/3-4に岡山大学のサークルOCSIA共催にてウィメンズヘルスの勉強会を行いましたのでご報告させて頂きます.
WS満足度を測定したところ,38名のアンケート回収で103.9点という満点を超える平均点?をたたき出しました.

参加者だれもがこんなワークショップは初めてと言い残して帰ってくれて,本当に講師冥利に尽きるご意見を頂きました.
参加者もチューターも興奮冷めやらず、Facebookなどにその後もいろいろ報告してくれて反響の大きさを感じています。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
<勉強会名>「学校では教えてくれないウィメンズヘルスWS」
<日時>2011/12/3-4
<場所>岡山大学付属病院
<代表・連絡先> 亀田ファミリークリニック館山 家庭医 中山明子
<講師>
本山哲也(亀田ファミリークリニック 医師9年目)
菅長麗依(亀田ファミリークリニック 医師8年目)
中山明子(亀田ファミリークリニック 医師6年目)
<チューター>
・鈴木昇平(西淀病院・大正民主診療所所長 医師7年目 家庭医専門医)
・松坂英樹(岡山家庭医療センター 医師6年目 家庭医専門医)
・岡田奈保子(岡山家庭医療センター後期研修医)
・玉井友里子(尼崎医療生協病院・本田診療所 シニア3年目)
・幡野舞(尼崎医療生協病院 シニア2年目)
・三宅麻由(尼崎医療生協病院 シニア1年目)
・瀬野尾智哉(勤医協中央病院 医師5年目)
・大竹麻友(岡山家庭医療センター 家庭医療看護師養成コース1期生 ナース)

<参加人数(学部別)>
最終参加人数は38名
岡山大学医学部が半分,大阪市立大学,京都大学,川崎医大,愛媛大学,広島大学,鳥取大学,長崎大学などの1年~6年生
医学生以外に看護学生が2名(うち1名は助産学生) (男子:女子=1:2)
3名地域の開業医,1名薬剤師
<スケジュール>
12/3(土)
13:00- WS開始 イントロ
13:20~14:20 思春期①「月経」
 正常な月経の話をして,医療機関に受診すべき月経異常をお話し.そして月経歴の取り方の練習をロールプレイを通じて体験して頂きました. 
14:30~15:20 更年期・老年期「更年期」&ヘルスメンテナンス
 更年期の定義と更年期障害の症状,治療をお話ししました.
 ヘルスメンテナンスの4原則をお話しした上で,参加者にパソコンやスマートホンでアプリを使ってUSPSTF,ePSSで推奨される予防医療を検索.
 ePSSというツールに感動して,「素敵なおみやげを頂きました」との声が多数でした.

15:30~16:30 「性感染症」
 性感染症と帯下についてレクチャーし,sexual historyの取り方を説明.
 ロールプレイで病歴をとるときの難しさと,患者として性交歴を聞かれる恥ずかしさを体感してもらいました.

16:50~18:20  思春期③「若年妊娠と避妊」
 10代の性行動と若年妊娠の現状をお話しして,グループでディスカッション.
 コンドームネゴシエーションを行い,その後に避妊法・低用量ピルの使用法・緊急避妊法についてレクチャー.
 最終ロールプレイとして,緊急避妊法を求めてきた患者に対応する練習をしてもらいました.
 かなりみんな苦労して患者に対応しました.

18:20~18:30 まとめ
19:30- 懇親会

12/4(日)
9:00~9:10 2日目イントロダクション
9:15~11:15  性成熟期「産前産後のケア」
 妊娠前に気をつけること,妊娠中に気をつけること,出産後に気をつけることという視点で
 それぞれのフェーズで受診してきた上気道炎の患者に対して行えることを話し合いました.
 前日の基礎知識も使いながら,患者とその環境をそうぞうして自由に意見を出し合った上で,レクチャーを行いました.

11:30~12:30 知識整理ゲーム“Jeopardy”」
2日間の知識の復習をチーム対抗のクイズで行いました.ダブルポイントあり,他チームから点の奪い合いありの白熱しすぎたゲームとなり熱気ムンムンしました.
講師としてびっくりしたのはみんなの理解度の高さです.これは答えられないだろうという内容でもバンバン答えてくれました.
みんなまるで小学生のように興奮していて,声が大きすぎて,同じフロアでほかの人がいなくて本当によかったです.


  12:40~13:00 まとめ
   思春期→性成熟期→更年期という流れを復習し,すべてにヘルスメンテナンスという考えがあることをまとめて,
   あっという間に2日間が終わりました.


すべてのレクチャーで「一目で分かる○○」というシリーズでA4~A3見開きにまとめて渡すことでウィメンズヘルスの流れがわかる資料を作りました.(これは亀田ファミリークリニックの中でも配ったら相当喜ばれました.)
また,今回は「家庭医」という言葉はあまり入れませんでしたが,家庭医って面白いですねと,産婦人科志望の学生が意見をくれました.
参加者もジェネラリスト志望が54%,産婦人科志望が32%という中で,男の子も女の子の気持ちを想像して月経などについても必死で考えてくれました.
きっと今回勉強してくれたことを友達に伝えて,ウィメンズヘルスという分野があることを広めてくれるに違いありません.
ウィメンズヘルスを実践している家庭医として,本当に楽しい刺激的な時間を過ごさせて頂きました.
(自分の大学でもやってほしいという意見が山のように出ました.

また近々第2回をどこかで行いたいと思います!!

2011年12月5日月曜日

開催報告 第6回ざっくばらん家庭医療勉強会 in 熊本


プロジェクトスタッフの菅家です。
熊本大学で行われた「第6回ざっくばらん家庭医療勉強会in熊本」の報告を頂きましたので、紹介します!

報告は熊本大学医学部の学生、金村さんからいただいています。
報告ありがとうございました!!
今後も熊本での動き、どんどん広がっていくといいですね!

=========

みなさんはじめまして。
熊本大学医学部5年の金村宙昌です。

11月19日に行われた「第6回ざっくばらん家庭医療勉強会in熊本」のご報告をさせていただきます。

「ざっくばらん家庭医療勉強会」は、九州プライマリ・ケアネットワーク主催で、今回が6回目!初!熊本開催となりました。会場は熊本大学医学部付属病院で行われました。


日程:
10:45-11:15 受付
11:15-11:30 開会挨拶   
11:30-12:30 【セッション1】「臨床推論」
  講師:松井邦彦先生(山口大学医学部附属病院 総合診療部)
     谷口純一先生(熊本大学医学部附属病院 総合診療部)            
12:30-13:30 昼食
13:30-14:30 【セッション2】「睡眠とプライマリ・ケア」
  講師:粂和彦先生(熊本大学発生学研究所・くわみず病院)  
14:45-15:45 【セッション3】「やってみよう!禁煙サポート」
  講師:高野義久先生(たかの呼吸器科内科クリニック)
16:00-17:00 【セッション4】「家庭医療」
  講師:北村大先生(三重大学医学部附属病院 総合診療科)
17:00-17:30  各施設からの連絡、閉会 
17:30-     懇親会会場に移動

参加人数は,講師,当日飛び入り,途中退室等も含め…全部で50名!?学生の所属も,自治医,産業医,佐賀,長崎,大分,熊本,,,本当に沢山の方が参加して下さいました。

【セッション1】「臨床推論」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
まず、熊本大学総合診療部の谷口先生が、急性腹症の30歳男性を例に、とてもわかりやすく虫垂炎の症状・診察の診断精度について,MANTRELS記憶法をもとにレクチャー下さいました。下級生にとっては臨床推論の良い導入となったのではないでしょうか。クリニカル・パールとして『Rule of zebra; 蹄の音が聞こえたら、シマウマ(珍しい疾患)を思い浮かべず、馬(典型的な疾患)を思い浮かべなさい』『〝よく起こる病気に珍しい症状が起こること〟の方が、〝珍しい病気に典型的な症状が起こる〟よりも多い。』また、今後の勉強に向けて多くの参考文献を提示していただきました!
続いて山口大学総合診療部の松井先生が、左上肢腫脹でこられた中年女性(最終的に乳がん)の症例を元に、多数あるプロブレムのどこに注目するのか、また、各科とどのように連携するのか、お話下さいました。また、認知エラーはどのようにして起こるのか、それを防ぐためにはどのような教育が必要か、説明していただきました。最も多い認知エラーは、早期閉鎖といわれるもので、最初の印象(アンカーリング)や紹介の場合であれば前医の診断に影響を受けて、他の疾患を示唆する所見があるのに診断をやめてしまうために起こるそうです。このような認知エラーを防ぐためには、医師の視点や関心の推移がどのように移っていったか診断までの行き来を振り返ったり、ディスカッションすることが大事だとおしゃっていました。
診断が難しく複数の科を受診された患者さんを相手とした時に認知のエラーが起こる可能性はグッと高まります。そこでいかに他科と連携して、手掛かりが掴めない期間を短くしていくか、難しい問題だと感じました。

【セッション2】「睡眠とプライマリ・ケア」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
熊本大学発生学研究所の粂先生による睡眠障害のレクチャーです。恥ずかしながら、自分の大学にこんな面白い先生がいるなんて初めて知りました。巧みな話術、目からウロコの講義であっという間に時間が過ぎました!まず、不眠症の主な治療法である認知行動療法(CBT)についてのお話がありました。CBTとは、自分の体の状態を間違えて捉えてしまっている認知の歪みを、行動面の変容から強制していくというもので〝心と体の関係を自覚すること〟の大切さを説明されました。例えば、薬を飲まない(偽薬)のに病気が治ることをプラセボ効果と言いますが、科学的に裏付けされている例をいくつか上げられて、〝この偽薬で病気が治る〟と強く『認知』すれば、体に『効果』があることを説明されました。心と体の関係の不思議、奥深さを感じました。次に睡眠に関してですが、2005年より不眠症の定義が変更され、〝夜、眠れなければ、何でも不眠症〟→〝夜眠れない+日中に障害がある〟となったので、医師は、〝眠れましたか?〟ではなく、〝日中うまく活動できていますか?〟に焦点を当てて治療の開始や効果判定をすることが重要であるとおっしゃっていました。治療もこれまでの〝夜、眠れるようにする〟ものから〝昼、調子を良くする〟ものに変化しているそうです。不眠症の問診・診察においてはラポールが最重要で、また睡眠時無呼吸症候群とナルコレプシー、治療法は決まっているむずむず脚症候群とレム睡眠行動障害のような対策が確立している疾患を見逃してはいけないと強調されていました。
睡眠薬を上手に使うポイントは、①睡眠薬はほとんどベンゾジアゼピン系であり、どれもGABA受容体が対象になので、多く処方したところで定量以上には効かず、むしろ副作用が増えるだけだということ②睡眠薬は30分から最大1時間睡眠を延ばす効果しかないので、飲むタイミングを大事にする、少し眠くなりかけてから飲む!ことを知っておいてほしいとのことでした。
先生のHPに睡眠について詳しくまとめてあるので、興味のある方はご覧ください。

【セッション3】「やってみよう!禁煙サポート」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
たかの内科呼吸器科クリニック、高野先生の禁煙レクチャーです。禁煙において最も重要なことは「禁煙は楽だ」ということをしっかり伝えることだとおっしゃっていました。1パックイヤーのたばこ滲出液”タールジャー”を回しながら、喫煙は平均寿命も寝たきり期間も延長することを断言されました。”喫煙”ではなく”ニコチン依存症”として患者に向き合うことが必要で、特に無関心期の患者には”受容はすれど同意はしない”、”減煙を認めない”ことと、実行期や維持期の患者には、医者が毎回禁煙を褒めることを忘れないことが大切ということを教わりました。
行動変容に関しての講義をしっかり受けたのは初めてだったのですが、ステージに応じて、こんなにも対処方法が違うことに驚きました!1本のたばこを溶かした水のにおいを嗅いだのですが、あの臭さは忘れません。。明日から同級生に禁煙を勧めてみようと思いました。


【セッション4】「家庭医療」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
最後は三重大学総合診療科 北村先生の家庭医のレクチャーです。カナダの家庭医療学の4つの原理をもとに家庭医の特徴について学び、家庭医を構成する要素をわかりやすく解説していただきました。いかに患者さんから聞いた話を基に想像力を働かせるかが大切というお話が印象的でした。例えば、”酪農家は食事時に忙しいため、家族で会話したりが逆に難しい”ということなどです。初の熊本開催ということで、家庭医療になじみのない学生が多く、〝家庭医療って何なのかな〟という疑問に答えてくれるお話でした。
学生実習を受け入れる場としてPCFMネットワークというのがあるというのも知りました。http://www.shonan.ne.jp/~uchiyama/PCFM.html熊本での「ざっくばらん家庭医療勉強会」の開催は,今回が初であり,これで熊大での勉強会が終了した,というよりは,これで熊大での勉強会が始まった!といった方が正しいのでしょうか.今後とも継続的に熊大でも家庭医療関連の勉強会ができたら,と思っています.

個人的には、家庭医療を知らなかった同級生がメーリスに参加したいと言ってくれたのが嬉しかったです。今後もこの輪を広げていきましょう!
夜の飲み会も非常に盛り上がりました。熊本なのに2次会で食べたのは久留米ラーメンでした汗 次回開催地は、ゆっくり準備をしてまた告知していく予定だそうです。
本当に楽しくて、勉強になりました!香田君を中心に準備に関わった皆様ありがとうございました。これからもどんどん!九州から情報を発信していきましょう!!


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
以上を持ちましてご報告とさせていただきます.

行脚プロジェクトの先生方には大変お世話になりました.
今後とも勉強会開催の際には,どうぞ宜しくお願い申し上げます.

2011年12月1日木曜日

開催報告 富山大学 北陸総合診療懇話会 学生向けセッション

プロジェクトスタッフの菅家です。


今回は、富山大学で行われた懇話会の中での学生向けセッション報告です!
このプロジェクトがきっかけで、新たな施設間の繋がりも増えてきています。


様々なところで繋がりが作られるよう、ぜひ今後も継続して頂けると嬉しいですね!


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
<勉強会名>第8回北陸総合診療懇話会
<日時>平成23年10月15日
<場所>富山大学
<代表・連絡先>井階友貴
<講師>富山大学総合診療部 小浦友行/福井大学地域プライマリケア講座 井階友貴
<参加人数(学部別)>医学部医学科 8名(富山大学6名、福井大学2名)


<自由記載>
年1回富山・石川・福井の3県の総合診療関係の医師が集まる懇話会の前企画として、3県の学生対象に、「家庭医療・総合診療って何!?」と題したお話を、上記2名で1時間させていただきました。内容は、若手である自分たちがなぜこの道を目指したのか、どのように研修すれば家庭医・総合医ができるか、なぜその研修を選んだか、研修時代にしていてよかったこと、地域でどのような総合的医療を提供しているか、総合病院の専門医療とどう違うか、など、近しいロールモデルを意識して、身の上話によってまずは興味を深めてもらうことを目的としました。集まったのは興味を持っている学生ばかりで、会の後の昼食時にも活発な意見交換が行われました。
北陸総合診療懇話会は前述の3県内の4大学で毎年持ち回りで行われるため、毎年の企画として発展させていきたいと考えております。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

2011年11月29日火曜日

開催報告 大阪医科大学 家庭医療ワークショップ~晩秋~


プロジェクトスタッフの菅家です。

11月は各地で勉強会が行われ、
報告が続々と届いています!!

順次、当ブログに掲載していきますね!

今回は、大阪医科大学でのワークショップです。
これは、夏に台風上陸のため延期となり、仕切りなおしでの開催です。
準備してきた皆さんにとっては、念願の開催だったことと思います。
お疲れ様でした!!

======

<勉強会名>家庭医療ワークショップ~晩秋~
<日時>1119日(土)14:00~18:00 終了後懇親会あり<場所>大阪医科大学 新講義実習棟515教室

<代表・連絡先> 兵庫民医連家庭医療学センター 玉井友里子

<実行メンバー>
鈴木 雅貴(大阪医科大学 医学部)
森 敬良(兵庫民医連家庭医療学センター・本田診療所)
玉井 友里子(兵庫民医連家庭医療学センター・本田診療所)
木島 庸貴(岡山家庭医療センター・奈義ファミリークリニック)
藤谷 直明(岡山家庭医療センター・奈義ファミリークリニック)
松本 謙太郎(National Medical Clinic Family Practice・大阪医療センター総合診療部
長 哲太郎(後期研修プログラム「なごみ」)
蓮間 英希(西淀病院)

 
<参加人数(学部別)>
17名(大阪医科大学6年1名、5年3名、4年3名、3年1名/関西医科大学1年2名/神戸大学5年1名/滋賀医科大学5年1名、2年2名/奈良県立医科大学3年1名/金沢医科大学3年1名/津山中央病院初期研修医2年1名)
<自由記載>
 《プログラム》
14:00~14:10
イントロ(兵庫民医連家庭医療学センター 玉井友里子)
14:10~14:50
「家庭医について」(岡山家庭医療センター 木島庸貴)
15:00
16:10「家庭医らしい小児のみかた」(兵庫民医連家庭医療学センター 玉井友里子)
16:20
17:30 
「地域のみかた」(兵庫民医連家庭医療学センター 森敬良)
「イントロ」:
ワークショップの目的の説明や80大学行脚プロジェクトの紹介。1円玉の大きさを書いてみるというアイスブレイクで盛り上がりました☆

「家庭医について」:
家庭医のイメージをグループで話し合い、「在宅」「背景も含めて患者さんをみる」「どんな病気もみる」という意見がでました。奈義ファミリークリニックでの研修内容、実際の患者さんを例に、家庭医療の紹介を行いました。

「家庭医らしい小児のみかた」:
2歳男児が診療所に受診したという設定で、病気や家族背景などについてグループで話し合ってもらい、「家庭医らしい小児のみかた」を体験、「患者中心の医療」「家族志向のケア」を簡単に紹介しました。「実際に患者さん、家族に問題があると思ったとき、どういう風に解決していますか?」「(父が喫煙者という設定で)タバコは家族のストレスが元で吸っているかもしれない場合、やめさせることはどうでしょうか?」などの質問がでました。

「地域のみかた」:
コミュニティ・アズ・パートナーモデルを使用して地域診断する方法を紹介。各々の地域について、実際にモデルを使用して診断してもらいました。「海外の人がたくさんいるが、地元住民とつながりがない。」「若者のリクリエーション施設が少ない。」「子供は多いが、公園がない。」「ニュータウンの高齢化」などモデルを使ってみることで、発見があったようです。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::