80大学行脚プロジェクトスタッフの菅家です。
今週末に迫りました、日本プライマリ・ケア連合学会学術集会に向けて、
発表その他の準備で忙しくなってきております。
80大学行脚プロジェクトとしては、7月3日(日)12時〜 行われる、
若手医師部会総会で、簡単にプロジェクト進行状況を発表します。
さて、今日のブログはといいますと・・・
名古屋市立大学で開催された勉強会の報告と写真が届きましたので紹介します!
この勉強会は、80大学行脚プロジェクトへ講師の紹介依頼をいただいた企画です。
プロジェクトの協力メンバーメーリングリストでお願いしたところ、
静岡家庭養成プログラムの新井大宏先生が引き受けてくださいました!!
新井先生は2週間連続の登場(6/11@慶応大学)です。ありがとうございました!
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6 月 18 日@名古屋市立大学 勉強会企画
当日開催時間 13:00-14:30
場所:名古屋市立大学病院
地下鉄桜通線徳重行き 「桜山駅」下車 3番出口よりアーケード直結 (名古屋駅より16分)
参加者:医学部1~6年生 約30名
学生からの要望:
そもそも家庭医とは何か?
ACLSを使う前の予防的介入について
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静岡家庭医養成プログラムのブログには、
6月11日の慶応大学でのワークショップと一緒に記事があります。
こちらもぜひ御覧ください!!
2011年6月29日水曜日
2011年6月26日日曜日
6月11日 ジェネラリスト勉強会@慶應大学 開催報告
80大学行脚プロジェクトスタッフの宇井です。
関東初のジェネラリスト勉強会、大変盛り上がりました!!
開催報告です。
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「家庭医&総合診療医 入門セミナー ~病院・島・海外、色んな視点から見てみよう~」
日時:2011年6月11日(土) 12:30-18:00
場所:慶應大学 信濃町キャンパス
参加者:43名
医学生:34名(1年:4名、2年:3名、3年:5名、4年:4名、5年:10名、6年:8名)
研修医:2名
講師:5名(特別ゲスト:松村真司先生)
その他:2名
★学生同士によるアイスブレーキング(埼玉医大学生有志)
学生さん同士の和気あいあいとした雰囲気の中、お互いの第一印象などを述べつつ、笑いの絶えないアイスブレーキングができました。
★学生同士によるグループディスカッション「理想の医師とは?」(自治医大学生有志)
講師からのレクチャーの前に、現時点での自分の思い描いている理想の医師像を確認。マインドマップ形式でどんどん広がってゆきました。この後の講師セッションにうまくつないでくれたと思います。
★家庭医療とは?[米国家庭医療の概論を含む]
(新井大宏先生:静岡家庭医養成プログラム チーフレジデント)
日本・米国を対比した家庭医療の歴史から、家庭医の広範な守備範囲とその魅力を余すことなく伝えて下さいました。最後の6名の患者さんについては一つ一つの症例についてどのように対応するのが良いかディスカッションが行われましたが、最後に「実はこの6人は一つの家族なんです」と。実践的な家庭医療的アプローチをとてもわかりやすく疑似体験することができました。
★PCFM-netについて、松村医院について【飛び入り企画】
(PCFM-net代表・松村医院:松村真司先生)
松村医院で地元密着の家庭医療を実践されると共に様々な大学や勉強会で講師をされている松村先生に飛び入りでお話して頂きました。松村先生が代表を務められている、学生さんの有用な見学施設リストのPCFM-netの紹介に続いて、松村医院の普段のお仕事の様子をお話し頂き、レベルの高い本物の家庭医の魅力を感じることができました。
★病院のジェネラリストについて
(土田知也先生・堀越健先生:川崎市立多摩病院 総合診療科レジデント)
病院中心に、総合診療科で活躍されているお二人によるWS。はじめに土田先生から普段診療されている多種多様な患者さんとその背景をご紹介頂き、続いて堀越先生による嚥下機能低下で胃瘻検討症例のディスカッションがありました。一筋縄ではいかない症例に、学生さん達の真剣な表情が印象的でした。堀越先生からまさかの結婚報告も飛び出し、大いに盛り上がりました!
★東京都のへき地医療と離島医療の魅力
(宇井睦人:都立多摩総合医療センター 救急総合診療シニアレジデント)
最初に東京都のへき地(主に山間部と伊豆・小笠原諸島)医療とその代診医制度などについて説明し、続いて自身が体験した離島医療とその魅力を小笠原を中心に海や船の写真を多く取り入れつつご紹介しました。「島で医療に行うにあたり、あなたに必要なこと」についてグループディスカッション後、最後に「島で必要なことは、実はどこにいても必要なことでは?」という気づきを促しました。
☆懇親会
JR信濃町駅近くにある、居酒屋「ジョン万次郎」で懇親会。
嬉しいことに多くの大学から勉強会の依頼を頂き、学生さんの熱意をひしひしと感じることができた会でした!!
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2011年6月22日水曜日
開催報告 6/18 ざっくばらん家庭医療勉強会in長崎
行脚プロジェクトスタッフの菅家です。
長崎大学病院へき地病院再生支援・教育機構の高橋 優二先生と、
飯塚病院総合診療科・飯塚・頴田(かいた)家庭医療プログラムの吉田先生から
第4回ざっくばらん家庭医療勉強会IN長崎の活動報告を頂きました!
お二人のレポートをもとに、勉強会の開催レポートをお送りします。
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第4回ざっくばらん家庭医療勉強会in長崎
第2回学生・
日時:6月18日
場所:長崎大学病院
参加者
学生の参加者は20名(熊大1名(4年生)、宮崎医大 3名(4年生)、佐賀大学 3名(4年1名、6年2名)、長大 13名(4年2名、5年 8名、6年 3名))
医師の参加は、講師の先生も含め20名で、計40名の会となりま した。
学生の参加者は20名(熊大1名(4年生)、宮崎医大 3名(4年生)、佐賀大学 3名(4年1名、6年2名)、長大 13名(4年2名、5年 8名、6年 3名))
医師の参加は、講師の先生も含め20名で、計40名の会となりま
長崎大学病院キャリア支援室室長の宮本俊之先生(整形外科) による「プライマリケアで役立つ捻挫や骨折の処置(実習)」
足捻挫の診断と初期治療(
RICE+S:SはSpecialistへのコンサルトの判断) は、効果的なRICEの実技もやらせてもらい大盛況でした。
足捻挫の診断と初期治療(
RICE+S:SはSpecialistへのコンサルトの判断)
長崎大学病院へき地病院機構の中桶 了太先生による「ハンマーのいらない神経診察」
詳しい病歴から神経疾患の鑑別をするレクチャーが行われました。しっかり病歴をとれば、電話コンサルトで診断に迫れるというのがすごいと思いました。
佐世保の離島、宇久診療所所長の有吉 靖先生による「離島医療」
島医者としての自分のキャリアと現状を学生に熱く語ってくれました。13年目より中期研修と題して6年間もリハ科、外科、形成外科を回りなおしたと言うガッツに心服しました。昔は海が荒れ、移動できないと島でお産対応の必要にせまられるからと、経腟分娩500例の研修経験をお持ちというのも納得しました。
長崎で在宅医療専門で開業されている 松尾 誠司先生の「在宅医療」
年間在宅死60~80例、在宅死亡完遂率86%をほぼおひとり(適宜手伝いの先生もうひとり)でこなされていることに驚嘆しました。
年間在宅死60~80例、在宅死亡完遂率86%をほぼおひとり(適宜手伝いの先生もうひとり)でこなされていることに驚嘆しました。
唐津市民病院きたはたの江口 幸士郎先生、飯塚病院の吉田 伸先生による症例検討会
夕方より症例発表、唐津きたはたの江口先生からは高齢者虐待例をどう対応するかの一例、吉田先生からは膝関節痛の一例でした。
PCATに参加されました、 佐賀大学地域医療支援学講座の坂西 雄太先生、唐津市民病院きたはたの江口幸士郎先生、 飯塚病院の茂木 恒俊先生
それぞれ避難所・在宅医療・医療避難所での活動報告をしました。現地でのPTSDの有病者の多さ、GWを過ぎ支援者が減る中で、米国からのProjectHOPEなどから安定供給されるボランティアのどの先生の内容も素晴らしく、
打ち上げも大変もりあがりました。この席上、唐津市民病院きたはたの江口先生より、
最後のあいさつで、へき地病
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高橋先生、吉田先生、報告ありがとうございました!!
つながりがどんどん広がっていくことを願っています!
他にも、6月には勉強会が各地で開催されましたので、
報告が届き次第、紹介したいと思います!
2011年6月3日金曜日
5/31 滋賀医科大学 家庭医療学習会第2弾「解釈モデル」
プロジェクトスタッフの菅家です。
全国で続々と学生向け勉強会が動いております!
京都家庭医療学センターの中村先生から、滋賀医科大学でのレクチャー報告が届きました!
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こちら京都家庭医療学センターの中村琢弥です。
先日滋賀医科大学の医学生を相手にレクチャーを行ってきました。
すでに京都家庭医療学センターのHPに記事が掲載されております 。
全国の同じような会を催そうとしている方にとって何かの参考にな れば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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